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介護職に就いている方

生活相談員を辞めたい~仕事内容が難しいし、介護士と給料が逆転するし。

投稿日:2017年7月22日 更新日:

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こんにちは。えいとと申します。

 

生活相談員というのは、特別養護老人ホームやデイサービス等、大体の業種に最低1名は配置しないといけない決まりになっているような非常に重要な職種です。

 

にも関わらず「辞めたい」と思っている現役の生活相談員は少なくありません。

「現役介護士に人気の1番多い副業はやっぱりあれ!」その他の副業もご紹介♪

 

なぜ、このようなことが起こってしまっているのでしょうか。

 

生活相談員になるためには、社会福祉士、社会福祉主事、介護福祉士、3科目主事、介護支援専門員(ケアマネージャー、※地域によってはなれない場合あり)の資格が必要です。

 

詳しくは下記の通りです。

 

社会福祉法第19条第1項

1 学校教育法に基づく大学、旧大学令に基づく大学、旧高等学校令に基づく高等学校又は旧専門学校令に基づく専門学校において、厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目を修めて卒業した者

2 厚生労働大臣の指定する養成機関又は講習会の課程を修了した者

3 社会福祉士

4 厚生労働大臣の指定する社会福祉事業従事者試験に合格した者

5 前各号に掲げる者と同等以上の能力を有すると認められる者として厚生労働省令で定めるもの

  精神保健福祉士

  学校教育法に基づく大学において、厚生労働大臣の指定する社会福祉に関する科目を修めて大学院への入学を認められた者

 

 

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男性は管理職、女性は専門職

 

この介護業界においてのキャリアアップとして最もよくある基本パターンは、まずは介護士になり、初任者研修の資格を取得します。

 

そこからさらに国家資格である介護福祉士を取得。

 

ここまではほとんどの方がそうではないでしょうか。

 

ここからが人によって、もしくはその施設や会社の状況によって違ってきます。

 

ケアマネージャーになるかもしくは生活相談員になるパターンが多いですね。の経験上、ケアマネージャーになる方は女性が多く、生活相談員は反対に男性が多い気がします。

 

ケアマネージャーは利用者の管理、生活相談員は利用者、もしくはその家族などのキーパーソンの方、また居宅支援事業所などのケアマネージャーの方とのやりとりや営業が主でしょう。

 

生活相談員の仕事内容はさまざま

 

生活相談員といっても、デイサービスの相談員(いわゆる通所系)や特別養護老人ホーム(いわゆる入所系)によってもそれぞれ微妙に仕事内容が違います。

 

少し簡単に仕事内容を書いておきます。

 

通所系(デイサービスなど)の場合

利用窓口としての役割を担う。

①利用申し込み(担当ケアマネージャーからもらう)

②自宅にて利用できるかどうかの面談、可能なら契約

③利用前にカンファレンスをする

④実際に利用する時を想定しながら、円滑に行うための送迎ルートの確認

⑤いよいよ利用開始

 

→担当ケアマネージャーから必要書類をもらう(ケアプラン、提供表、介護保険証など)

 

月初

・提供表が来ているか確認と曜日のチェック

・カンファレンスの開催予定表の作成

 

月末

・月末提供実績をあげる

①介護度、利用回数、加算等確認し PC入力

②居宅へ実績返送(利用の様子やモニタリング報告)

 

入所系(特別養護老人ホームなど)の場合

入所

入所申し込み書類作成の依頼

①必要な書類がそろっているか(個人情報、名前、生年月日、住所、家族関係、診療情報提供書、介護保険証など)

②精査(受け入れ可能かどうか、部屋は空いているかなど)

③面談→ADLなど、職員の対応、全体的にバランスを考えること(面談日程の連絡、調整)

④判定会議(ケアマネージャー、看護師などと話し合う)

⑤契約(契約書、重要事項説明書、個人情報などの説明と署名・捺印)

⑥受け入れ開始(入所日調整、保険証などの預かり証発行、サマリーなど、当日持参の書類を各職種へコピーして配布)

 

退所

在宅へ

①居宅のケアマネージャーとの連絡調整、必要であればカンファレンスの実施

②看護師へサマリー作成依頼

③主治医へ紹介状作成依頼

 

他施設へ

①診療情報提供所作成

②看護師へサマリー作成依頼など

③受け入れる施設からの指示のあった必要書類の準備

 

退所日当日にすること

①保険証など返却の際の預かり証をもらうこと

②サマリーなど、家族様へわたす

 

入所中の家族への対応

①相談・苦情対応

②役所への事務手続き

③行政からの通知の案内や相談

④通院日の確認、通院介助、送迎など

⑤介護保険証、保険証などの原本の管理

 

フロアでの様子を確認

①介護士との情報共有(報告、連絡、相談)

②受診の付き添い

 

営業活動

居宅支援事業所や病院へのアプローチ

 

などが一般的な生活相談員の仕事の流れです。文書にするとそこまで難しくなさそうですが、実はすごく大変なんです。

 

とにかく全ての職種(介護士、ケアマネージャー、看護師など)、利用者、そのご家族、行政、施設長などとの打ち合わせが必須になります。

 

これが極めて大変で、全ての中心的な役割を担います。

 

人間関係がスムーズに行えないと全く仕事になりません。

 

老若男女さまざまな世代や価値観の違う人たちとうまくやっていくには、相当苦労すると思います。このあたりが相談員を辞めたいと思う理由でしょう。しかし、

 

それが「生活相談員の一番大変な部分」です。

介護職の1番のやりがいについて思うこと。他の誰もが書いていない理由だと思う。

 

生活相談員のお給料はどれくらいなのか

 

そんな大変な生活相談員のお給料は実際、どれくらいなのか気になるところだと思います。

 

お給料の相場は

 

生活相談員 ケアマネージャー 看護師
月給 20万~25万 23万~27万 25万~29万

 

だいたい相場はこれぐらいです。同じ専門職のケアマネージャーや、看護師と比べても低いですね。

 

仕事の優劣をつけるのはなかなかできないですが、僕個人的にはもう少し高くてもいいのではないかと思っています。

 

さらにある程度の権限を持たせて、テキパキと支持を出すぐらいじゃないと、とてもまとまりません。

 

さらにこの水準の給料だと、介護士に抜かれてしまうのは時間の問題でしょう。冒頭でも書いたように、生活相談員は基本介護士からキャリアアップしてなるものです。

 

それなのに介護士に給料が抜かれてしまうのも、生活相談員を辞めたいと思う原因でもあります。

 

では「なぜこのようなことが起こっているのか」言うと、

 

介護事業には処遇改善加算というものがあり、この制度は簡単に説明すると

 

「利用者の人数に応じて、国から介護業務に直接携わる者へ支払われるもの」です。

 

この処遇改善加算が29年4月にさらに増えました。(1人あたり約1万円ぐらいの増額)このことによって介護士の収入が上がり、生活相談員との差がより縮まりました。

 

処遇改善手当の仕組みについてはこちらをご覧下さい。

処遇改善手当はいくら?パートでももらえるの?ちょっとした裏話など疑問に答えます。

 

さらに夜勤もしている介護職員はすでに逆転している方もいてるでしょう。

 

これからますます政府は介護職員と育児に携わる保育士の待遇をどんどん改善していくでしょう。

 

ですので、現在、生活相談員に就かれている方や、もしくはこれから生活相談員になろうとしている方、すでに依頼を受けている等は必ず、お給料の話をしていた方が良いでしょう。

 

ただ、これはお給料の話であって、生活相談員の仕事が好きだったり、やいがいを持ってされている方はこの限りではないでしょう。

 

ただ、今後ますます介護職員のお給料は増えていくと予想されます。そのことを想定しながらこれからの将来を考えていくことをおすすめします。

 

また、採用関係を担当されている方も今後、介護職員だけでなく生活相談員の採用もかなりキビしくなると思います。

 

この介護職員と生活相談員のお給料逆転現象に備えて対策を考えておかないと配置ができないと言ったことになりかねないでしょう。

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