こんにちは。えいとと申します。
今回はけっこう思いきったタイトルをつけてみました。よくある疑問として
介護職の面接にスーツを着る必要性があるのか?
という疑問をテーマに書いていきたいと思います。なぜこのような記事を書こうと思ったかと言いますと、応募の電話の際に問い合わせがあまりにも多かったからです。
・服装はどんな格好でいけばよろしいでしょうか?
・スーツがないのですが、面接は可能なのでしょうか?
など、こんなお悩みの方が非常に多いです。そんな方のために僕なりの考え方をお伝えしたいと思います。
未経験からベテラン介護士になるために最も費用がかからない最強ルートを教えます。
目次
面接にスーツを着る必要がない理由
これまで、かなりの数の面接をこなしてきました。最近思うのが意外に面接時における服装に困ってる方が多いように思います。というより間違いなく相当数おられます。
面接の日程を調整する時の最初の電話などでも上記のお悩みのように
「服装はどうすればよろしいでしょうか?」
という具合に聞かれることが非常に多い。そんな時、いつも僕の場合は決まって
「普段のかっこうでお越し下さい。」
と答えるようにしています。もちろんこれは介護職の話であって、管理職や生活相談員などの仕事は対外的な接客要素もありますので、ある程度服装も重要になってきます。
では、なぜ介護職はあまり服装にこだわらなくてよいのか。
答えは
「服装なんかどうでもいい」
からです(笑)
正直、この介護業界は非常に深刻な人手不足です。仕事に全く関係がないスーツなんかで採用の合否を決めるなんて、全くセンスがないです。
たまに「面接にスーツでこないなんて失礼だ!」みたいなことを言う担当者も会社によってはいてるかも知れませんが、
はっきり言ってアホです。
そんな会社があるとするならば、こっちから断ってしまいましょう。
この業界は当然、主婦の方だったり、時には高齢者の方も面接にこられます。なんとか人手不足を解消しようとどこの施設も必死にやっています。
そんな状況の中で服装なんかで人を判断する余裕なんて全くないハズ。そんな価値観でいると1人も採用できなくなってしまいます。
常に合理的に考えて判断しないと、とても人なんか採用できないでしょう。
上記のような
「服装はどんな格好でいけばよろしいでしょうか?」
「スーツがないのですが、面接は可能なのでしょうか?」
という言葉があるだけで人としてはすでに合格です。あとは、介護業務が務まるかどうかを判断するだけです。
古い価値観を持った上司がいるような会社なら無理に就職する必要はない
そのような理由からせっかく応募があった方を、服装で判断するような仕事のできない人が人事担当者としている会社なら、そんな会社に未来はありません。
そんな価値観は今の時代は通用しないです。
だって最近は履歴書さえ不要で面接できる時代ですよ?
求人誌を手にとって見てみてください。「面接時の履歴書は不要でOK」という求人が数多くあります。
これはつまり、求職者が応募しやすいようになるべく余計な手間を省いて、スリム化することが狙いです。
※実際は、入職が決まれば正式な履歴書を提出するはずです。
求職者側もせっかく書いた履歴書を不採用になった場合のことを考えたら、わずらわしいですよね。
返送があるところだとしても審査してから郵送するので、それまでは他を受ける場合はもう一枚書く必要があります。
もうそういうのが「無駄で不合理的だという価値観が通用する時代になった」ということです。
人手不足の戦国時代
いかにして求職者が応募してくれるかということを考えることが第一優先になります。介護業界は尋常ではないぐらい深刻な人手不足ですから。
つまり、介護業界も面接に来やすいように工夫しています。面接時の交通費を全額負担したり、上記の履歴書不要、面接時の服装も自由など。
もうそういうことが当たり前の時代です。ましてやパートの面接ぐらいは普段着で全く問題ないです。
それでもグダグダ言うような会社なら何度も言うようですがこっちから断りましょう。
だからあなたも普段の格好で十分なので、面接に望んでください。
(ただし、あまりにもだらしないような服装は当然、印象が良くありませんので、そこは常識の範囲内で考えてください。スーツを持っていないなら一言伝えるだけで十分好感が持てます)
面接で不採用になる方の特徴は?
権利意識の強い方
これは管理する側としては非常に扱いにくい人の最も大きな特徴の1つです。
とにかく自分の権利を主張する方です。例としては、
・1分単位で給料の計算を希望する
・有給を現場の状況をかえりみず取得する
・その他の理不尽な要求は一切きかない等・・・
これらのような人はどこの世界にいっても存在するでしょうし、例外なく煙たがられていると思います。こういった方になりそうだな~面接担当者が面接の段階で判断出来た場合はお断りする可能性が高いです。
法律や就業規則にきっちり100%守って出来ているかと言われれば、出来てない会社の方が圧倒的に多いです。
ほとんどの会社がお互いさえよければこのあたりのルールよりも持ちつ持たれつで、なんとかやっているハズです。
正論や当たり前の権利を主張し、職場の秩序?という言葉が正しいかはわかりませんが、空気感よりも優先するような協調性がない方は、無資格未経験者よりも不採用になりやすいと思います。
もし、そんな人を採用して他の職員からクレームでも来てしまえば、そのトラブル処理にとんでもない労力と時間を費やしてしまいます。
予めわからない場合は仕方ありませんが、わかっている場合は不採用にします。
担当者が面接で権利意識が強いかどうか何で判断するのか
まず細かく質問してくることに対しては少し警戒します。ただし、細かく質問してくること自体は決して悪いことではありません。
むしろ、特にお金のことに関しては細かく聞くべきだと個人的には思います。それよりも、
会社の制度に対して、「それは法律ではこうだと思うのですが?」とか横やりを入れてくるような方は印象は悪いですね。
例え法律上間違っていたとしても、あくまで自分がそのやり方に対して許容できるかどうかで判断してもらいたいのです。
担当者はそういうところで判断しています。
面接では変に飾らない
数をこなしてる面接担当者には、基本ごまかし等は通用しません。介護の仕事に就きたい理由などを聞かれたときなどは本音で答えても大丈夫です。例えば
「やりたい仕事がなかったのですが、たまたまハローワークで進められて介護をしたいと思いました。」
とかだったとしたら、そのままで全々大丈夫です。むしろ、正直に話していると思われて好印象を受けるでしょう。
変に正しい面接マニュアルみたいな本に載ってるような対応をする人は少し警戒してしまいますので。
時間は予定時間の5分前がべスト
例えば、面接が10時だったとしたら9時50~55分ぐらいを目処に行きましょう。たまに15分前以上早くこられる方もいますが、それは避けてください。
面接担当者も忙しいのです。極力無駄な時間避け、スケジュール通りに仕事をこなしたいと思っています。
なので、遅れたくないという気持ちもわからなくはないですが、早ければ早いほうが良いという価値観は捨ててください。
とはいうものの、せめて清潔感ある服装で
普段着でも構わないのですが、せめて清潔感のある格好で臨みましょう。
例えば、
男性 無精ひげを剃る
女性 アクセサリーつけすぎない、香水もきつくない程度
など、担当者に違和感を持たれないような身だしなみがベスト。
・不潔感のある服装
・キラキラしたような服装
・露出度の高い服装
これらの服装もなるべく避けること。
パート希望の主婦の場合
・ちょっとしたお小遣い稼ぎにパートしたいんだけどそれなりの格好で面接受けないとダメ?
・ずっと主婦だったので正装するようなもの持ってないし~
・ずいぶん昔の服装なのでサイズが合わない・・・
普段着で全く問題ない。
です。以上、これで面接に臨んでください。
と結論だけというわけにもいかないので、補足しておきます。
そもそもほとんどの方が普段着で面接にくる
僕が面接したこれまででは、まずパートの面接で来る応募者のほぼ全員がスーツや正装でくることはありません。笑
なんの問題もないと思いますよ。介護は確かに人のお世話をしますので、接客業に入るのかもしれませんが容姿が重要な仕事ではありません。
履歴書はパソコンで入力する
これは、僕が面接していてかなり重要な要素だと思うのが履歴書に記載された文字です。すごく話し方も品があるし、身だしなみもいい、ただ字がものすごく汚い方がたまにおられます。
惜しい!と思ってしまいます。字が汚いからといって採否に影響させることはありませんが、その履歴書は本社にも送ります。
本社の人間に「こんな字が汚い人を採用した」と思われるのは、採用担当者としても少しは嫌なものです。
僕自身も字を書くのがものすごく下手なので、字が汚い人の気持ちは痛いほどわかるし、偏見もないのですがやはり他の人から見たらその人の判断基準にはなると思います。
面接という非常に限られた時間の中で判断するのですから、履歴書の字も重要な情報源になります。
そういう人は、何も自分で書かなくてもパソコンで入力すればいいだけです。
今の時代「手書きで入力しないとダメだ」みたいな古い考えの人はさすがにいませんので、安心して下さい。いたとしても上記の理由で断ればいいのです。
僕も、よくお世話になるフォーマット関係(ひな形)はこちらでダウンロードしたら全て無料です。こちらから履歴書や職務経歴書をダウンロードして、ワードで記入するだけです。
候補は2つ3つ用意しておく
一社に絞って面接するだけではなく一応、第二、第三と候補を考えておきましょう。介護の仕事で言えばよっぽどではない限り、通勤圏内に3つぐらいは候補があると思います。
3社ぐらい面接をした方がいろいろ違いが見えていいと思います。また、もし一社面接に落ちても精神的な落ち込みも少ないです。
面接で必ず聞いておきたいこと
これだけは必ず聞いておく事をおすすめします。
それは「お金」です。
日本人はお金のことをはっきり話のは気が引けるという方が多いのですが、気にすることはありません。すごく大切なことですから。
アルバイトやパートなら時給さえ知っていれば大丈夫ですが、正社員はそうはいきません。
必ず聞いておきたいことは、ボーナスの前年度実績と基本給の額。実は介護業界は、毎月の月給にはそこまで差がありません。どこで差が出るのかというと、ボーナスなんです。
これが、会社によって大きな開きがあります。
求人情報でも「ボーナスは基本給×○ヶ月分」という形で記載されています。しかし、その基本給が会社によってバラバラなんです。
「ボーナスは年間4か月分あるよ」と言われても、基本給が8万円だったということもけっこうあります。
これだと、基本給が16万円の会社が2ヶ月分支給するのと一緒です。ここは必ず遠慮せずに聞いておきましょう。
実際、満額支給されるのは入社1年後だったりしますので、支給された時にこんな話は聞いていないなどのトラブルはお互いに損します。
ちなみに僕は、聞かれなくても必ず先にお金の話はしておきます。
あとで、どうしてもトラブルになる人もいますので。
残業代がしっかり出るかとかそういう細かいところは入社後すぐにでもわかることですから、あえて面接時に細かく聞くこともないとは思います。
ボーナスのことだけは、しっかり確認しておきましょう。
面接は気軽に望む
面接は気軽に望んでください。今はバブル時代を越すほどの売り手市場です。「なんとしてでも採用したい!」とむしろ緊張してるのは面接担当者の方です。
どうしても心配なら直接聞く
それでも面接者によっては古い考え方をしている可能性もあります。どうしても心配なら電話で確認しましょう。
・どんな服装でいけばよろしいでしょうか?
・スーツ(正装)を持っていないのですが、大丈夫でしょうか?
こんな感じで応募のときに聞けばいいのです。
ほとんどの担当の方が「普通の格好でお越しください」と言ってくれると思いますよ。安心してください。
もし、面接でスーツや正装で来なかったことを注意してくるようなアホな会社はこっちから断ってやりましょう。
考えても見てください。
この人手不足の中、現場は日々大変な思いをして仕事をしています。
採用する側が「今日の応募者は服装がきちんとしていなかったので、不採用にした」なんてことをするような担当者どう思います?
もう「あほかー!」と大ヒンシュクものですよ。そんな会社に入らなくて良かった~と思って次のところを探しましょう。
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