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介護職に就いている方

特別養護老人ホームの施設長になるには?~必要なことや条件~

投稿日:2017年9月18日 更新日:

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こんにちは。えいとと申します。

 

厚生労働省は今後、特別養護老人ホームなどの入所系施設に入居している利用者の在宅復帰を強化する方向で話が進んでいるみたいですが、現実問題なかなか厳しいですよね。というより無理でしょ。

 

実際、どんな人間でも日々身体は衰えてくるもの。

 

利用者のちょっとした怪我でも報告書類や改善会議などを行わないといけないので、

 

・本当はレクで身体を動かしてあげたいのに~

・クイズをして頭の体操でもしてあげたい

 

と現場の職員も思っているのですが、少しでもリスクがある場合は「もう人も足りないし、で出来ないね」ということになりほぼ出来ていないのが実際の話。悲しいことですが、介護施設の現状ですね。

 

さらにこの介護士不足の状態が解消されない限りは、現状よりもさらにサービスの質は低下していく一方です。

 

基本的な生活のお世話をすることだけが限界。これが今の特別養護老人ホームの状態だと言えます。

 

この状態ではとても在宅復帰など夢のまた夢。儚いものです。となると結論、施設に残るしかありません。

 

まだまだ特養などの入所系施設は必要で今後も増え続けていきます。そこで今回は特別養護老人ホームの施設長になるために必要なことを書いてみたいと思います。

 

・施設長になりたい!

・会社から「施設長にならないか」と言われてるけど正直、迷っている

・施設長になったはいいが、仕事内容などさっぱり・・・

 

というような方に参考してもらえたらなと思っております。

「この資格って就職する時に役に立つの??」介護系資格でじゃない方のニーズを調べてみた。

 

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ポストが空いた時の為に準備しておくこと

 

今は現在の施設長が在籍していると思いますが、今の時代変化のスピードが激しいですからね。いつ施設長のポストが空いても全く不思議ではありません。

 

求人情報誌などやハローワークの求人にも、施設長クラスの求人がけっこう出ていますよ。

 

主なケースとしては3ケースあります。

 

ケース1 新施設オープンに伴う新しいポスト

 

会社が新しい施設をオープンする場合です。

 

新しい施設をオープンさせる場合は、いきなり現地で採用するケースと現在運営している施設の施設長を転勤させるケース、それと現場の職員を昇格させるケースです。

 

体感的には、現場の職員を昇格させるケースが多いと思います。

 

今の時代、管理職とはいえ転勤をスムーズに納得させるのは難しいですからね。特に女性管理職の場合は難易度がかなり上がります。

 

昇格の場合だと、たとえ転勤でも本人にとっては嬉しいハズ。転勤のハードルも低くなります。

 

ケース2 キャリアアップの為の転職組

 

例えば、現在の日本は景気が良く人手不足も重なって、高い能力がある人材はすぐにでも高待遇の企業に転職してしまう可能性があります。

 

介護業界は一般のサービス業と比べると賃金に差がありますから、自然の流れと言えるでしょうね。

 

ケース3 能力不足による異動、または解雇や降格

 

マイナス面でみると、介護の業界は深刻な人手不足です。

 

職員が集まらない為に倒産したり、オープンできない施設があるくらいですから。もう異常ですね、今の人手不足は。

 

まあそんな大変な中、施設長や管理者は職員をうまく管理し運営していかなければならない訳です。

 

もう今はコンプライアンスに次ぐコンプライアンスで、かなり窮屈な時代になりました。こんな状態の中、正直なところ、人間の管理ほど難しい業務はないですね。

 

少々のことでも受け手側次第でパワハラやセクハラ問題に発展しかねません。そういうところの危機管理が出来ていない管理職はめちゃくちゃ多いです。

 

いつ、解雇や降格があっても不思議じゃないです。

 

以上のことから、すぐにでもチャンスが訪れる可能性は十分にあります。その時の為に準備をしておきましょう。



「どんな準備が必要なのか?」

 

会社にもよりますが、基本的にはまず現場の中から昇格させることを優先的に考えます。外部の人間を雇用するのは、どうしても現場に適合しそうな人材がいない時です。

 

「選別基準としてまず施設長になる資格があるかどうか」

 

当たり前ですが施設となる資格がなければなりたくてもなれません。特別養護老人ホームの施設長の資格要件は以下の通り

 

施設長の資格要件(基準省令第5条第1項)

(1)   社会福祉主事の要件を満たす者

(2)   社会福祉事業に2年以上従事した者

(3)   社会福祉施設長資格認定講習会を受講した者

のいずれか1つを満たす

 

※社会福祉施設長資格認定講習会

実施機関      :社会福祉法人全国社会福祉協議会 中央福祉学院

研修期間      :通信授業 6か月、面接授業 5日間      <厚生労働省より>

 

 

正直、よっぽどの人材でもない限り資格がない者を時間と費用をかけてまで取得させることは少ないとは思います。介護業界にそんな余裕はありません。自然と介護業界で勤務していれば(2)は該当してくるはずです。

 

「能力の適性」

 

ここが重要ですが、はっきり言って重要なのは2つだけ。

 

1つ目は「良好な人間関係が築けているかどうか」です。

 

施設長の仕事はたくさんありますが、1番重要なのは職員の管理。職員に好かれてなくても構いませんが、嫌われていたとしたら厳しいでしょう。

 

実は特養は収益を出すこと(部屋を埋める)はさほど難しくはありません。費用面ですぐれた特養に入所を希望する方は全国にいます。いわゆる「特養の待機問題」です。

 

基本は居宅支援事業所に「空き状況を伝えておく」だけで、申込者を紹介してもらえます。もしくは施設に直接申し込みがあったり、病院のソーシャルワーカーから問い合わせなどもあります。

 

※つまり、特養の集客で困ることはほとんどありません。問題は介護士を確保できるかどうかです。特養の閉鎖や受け入れ制限がかかるのは、99%介護士不足によるものです。

 

「介護職員の確保、育成」これをうまく行うためには、やはり良好な人間関係づくりが重要です。ですので、介護士の時からそういう意識を持ちながら仕事をしておきましょう。

 

気に入らない職員がいても、いつか自分の部下になる可能性もあるのです。そうなれば、その職員もうまく使っていかなければならないからです。

 

もう1つは「適度な品格があるかどうか」です。施設長というのはその施設の顔でもあります。ですので、言葉使いや清潔感はすごく大事です。そういう外向けの見た目の部分も必要ですね。

 

施設長の具体的な仕事内容

 

施設長の仕事は会社次第でだいぶ違いがありますが、主には

 

・現場のサポート(職員が不足した時に場合によっては自ら介護業務を行う施設長もいる)

・施設の事務作業(運営上必要な資料作成など、役所提出など)

・職員の管理

・家族対応

・経営幹部との連携(報告や相談)

・地域の行事ごとの参加

・その他円滑に運営していく上で、必要なこと全般

 

 

以上は基本的なことですが、その会社によって色々だと思います。

 

事務作業にしたって事務員がいて、さらにその事務員が優秀であれば全てやってくれるでしょうし、現場も職員がしっかりしていればサポートする必要もありません。

 

要はその会社次第であり、施設長次第でもあります。施設長が必ずやらなければならないということはないのです。

 

ただ、施設長といえど中間管理職です。やはり経営幹部とのやりとりは意識して行う必要があると思います。

 

施設長の給料の相場

 

会社の規模によります。当然、50床以下の施設と、100床以上の施設では仕事量も収益も違います。およそ年収450万~750万ぐらいが相場です。

 

まとめ

 

施設長になるために必要なことは

 

・資格要件を満たしていること

・他の職員と良好な関係が築けていること

・ある程度の品格があること

 

 

この3つを意識して普段仕事をしていれば、必ずいつかはチャンスが巡ってきます。

 

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